まだ書きたらず・・・

私たちは、何のために生きるのでしょう? ・・・という大仰なところからスタートしてしまいました。(汗)   私たちが「生きる」ということは、私たちが通常考えている「生きる」とは、異なるところにあるのではないかと、 私たちは本当に「生きて」いるのだろうかと、   と、そんな風に思わずにはいられなかった、先日の「自然の声を聴くリトリート」でした。   じょなさんのおっしゃる、自然を、「ただ体感として感じる」ことを行ったとき、そこに立ち現れたのは、本当に、めくるめく魔法の世界でした。   ただ、あること、 樹々の繊細なバイブレーションを、微かな体感として、感じること、   そうすることで、存在の不思議に一気にたどり着いてしまいました。   不思議な不思議な、愛の空間は、こんな近くにあったんだと・・   じょなさん、本当に素敵なセッションを、ありがとうございました。      

「自然の声を聴くリトリート」無事に終了いたしました。

先週末、じょな魔女さんと共同主催させていただいた、「自然の声を聴くリトリート」が無事に終了いたしました。 ハーブセラピストであるじょなさんによる、ハーブを用いた室内ワーク、貴船神社での野外ワーク、そして私のリードする、日本舞踊体験、私の主人ルーディーによる瞑想セッションと、盛りだくさんのリトリートでした。 私は、じょなさんのワークショップを受けるのは、これで二回目となったのですが、彼女の言う、「森の世界は魔法の世界」という言葉を、今回やっと、体感として、実感できた感じがします。 あえて言葉ではなく、微かに起こる体感として、樹々たちの繊細なバイブレーションを感じること。 ジャッジすることなく、ただただ「感じる」こと。 自然の中で、「ただある」こと。 私たちは、ありあまる自然の恵みを前にして、意識によってジャッジするくせがついてしまっているために、存在という不思議に、ただ触れることを、忘れてしまっているのかもしれません。 私のリードするセッションでは、その太古から、舞踊を通して神を寿ぎ、神祀りをしていたとする古事記における記述を紹介しつつ、原初から、私たちが「ある」ことへの感謝を、季節の風物に託して表現してきた日本舞踊を、実際に、「ただ歩く」ことを通して体験していただきました。 「私たちの生を、ただ歩くことによって表現すること」 参加者の方に、踊りを通して、森羅万象を、生きるということを表現すること、あるときは喜びを、感動を、あるときは言葉にならない思いを、最も身近な「地」である身体を通して表現することによって、自らを癒し、かつ何かを発見していただくことを体験していただけたら、これ以上ない幸せです。 また、次回はリトリートではなく、一日ワークショップとなりますが、7月2日(土)、再び、じょな魔女さんとの共同主催で、「自然の声を聴くワークショップ」を、東京は上野公園にて開催させていただきます。 室内ワークの会場は、東京都文京区にある、弥生美術館近くの一軒家です。最寄り駅は千代田線根津駅、あるいは南北線の東大前駅。 野外ワークは、上野公園は不忍池辺りを歩きます。 野外ワークから帰ってきてから、今回と同様に、日本舞踊体験の時間もあります。 不忍池は、色とりどりの蓮の花が綺麗ですよね。 染色家の志村ふくみさんの著書『一色一生』に、こんな言葉があります。 「色はただの色ではなく、木の精なのです。色の背後に一すじの道がかよっていて、そこから何かが匂い立ってくるのです。」 このワークショップを通して、私たちがあるということ、樹々と、花々と、ただ出会うということ、森羅万象との出会いを、歩くことによって表現するということを、ただ、体験していただけたら。 そうして新たな風を、参加者の皆さまのそれぞれの生の中に、感じていただけたら。 詳細、お問合せは、じょな魔女さんのブログページまで→☆          

型と、創造と。

5月28~29日に共同主催させていただく「自然の声を聴くリトリート」は、昼間は、じょな魔女さんによるハーブについての室内ワークおよび貴船の森での野外ワークがあり、その後、じょな魔女さんによるスペシャル薬膳カレーの夕食の後は、私のリードする時間となっているのですが(汗)、その時間、何をしようか・・・と。。 日本舞踊をするか、リトリートなので、表現アートで自由な創造の時間を作るか、と、しばらく悩んだあげく、昨日、ふと思い立って、どっちもやってしまえ、と。(笑) でも、その葛藤は、体に染み込んだ日本舞踊の世界と、アメリカおよびスイスで学んだ表現アートセラピーの世界を、どのように統合させていったらいいかという、私の長年の模索そのものでもありました。 何世代も昔から、型によって伝統が守られてきた日本舞踊の世界と、只今の自分を即興によって表現することによって、創造と発見、癒しが起こる表現アートセラピー、それが、互いにとって自然な形で、私なりの方法で、統合することができたらと、ずっと思っていました。 真逆なように思える、伝統と型の文化である日本舞踊と、即興と創造、発見の世界である表現アートセラピーですが、一つ、共通点があります。それは、「私と世界の関係性を表現するものだ」っていうことなんです。 私だけでもなく、世界だけでもない、関係性を表現するものだからこそ、あらゆる人が、理解し、共感しうることができると思うのです。 (たとえば、日本舞踊では、「何かを指す」という仕草をするとき、体の半分は、指す方向に、もう半分は、自分の中心に引っ張るように、体を動かします。そうすることによって、指すものと私との関係が、表現されるんです。) 今回のリトリートでは、まず、「京の四季」という上方端唄(江戸時代、京都・大阪に発展した短い三味線音楽です)を古典舞踊でお見せしたあと、じょな魔女さんのライアーに合わせた即興舞踊をし、最後に、参加者の皆さまと一緒に、日本舞踊における見立てという手法と、表現アートならではの即興を組み合わせた、参加者の皆さまの「私と世界の関係」を、みなさんに、踊りによって表現していただこうと思います。 「見立て」というのは、お扇子一本で舞う必要性から生まれた、お扇子によって、流れる水や舞い落ちる花びら、降る雪、お酒を飲むなど、様々なものを表す日本舞踊の手法ですが、同じ用法は、たとえば日本庭園の、石を用いて水を表すという手法にも見られます。白い小石を敷き詰めて、川や海を表現したり、大きな岩を滝に見立てたり。 ここでは、てんぐすき、という和紙を用いてみようと思います。 この和紙、ティッシュペーパーよりも薄い和紙ください、というと、和紙屋さんで「ああ、あれですね」といって分けてくれます。 軽いので、ふっと空中で手を放しても、ゆらゆらと、舞い踊るように落ちてきます。それは、花びらなのか、木の葉なのか、あるいは樹々を通す日の光なのか。それとも亡くなった人の魂なのか。   「見立て」という型を用いることで、逆に、その人を狭めていた限界がふと溶けて、創造性が広がる・・・そんな体験をしていただけたら、、と思います。   「自然の声を聴くリトリート@京都」詳細およびお申込みは、じょな魔女さんのブログページまで→☆

5月28日「自然の声を聴くワークショップ@貴船」

いつのまにか、あと10日に迫ってまいりました。 この5月28日に、薬草魔女ことじょな魔女さんの主宰する「自然の声を聴くワークショップ」が、京都は貴船の森にて開催されます。   ご宿泊される方に限り、私の自宅兼稽古場にて、日本舞踊も披露させていただく予定です。 きっかけは、去年11月に東京は北の丸公園にて開催された、「自然の声を聴くワークショップ」に私が参加させていただいたことでした。 「森の世界は魔法の世界」というじょなさんの言葉に誘われて、そこから本当に、樹々がきらめき、小鳥がさえずり、世界がきらきらしたものになった瞬間を覚えています。 ワークショップについての彼女の言葉です。 「参加してくださった方々が、森のなかで過ごす「余白の時間」を、 神様の創造した芸術のなかに入り込む時間を、意識的に増やすことで、 本来の自分自身の揺らがない軸と、安定したエネルギーと、心の安らぎと「美しさ」を、 世界のどこにでも見つけるチカラをはぐくんでいってくれたらいいな、と」 京都の霊的地場、貴船の森で、魔法の世界を体験しませんか?   詳細は、じょなさんのブログページまで→☆

弟の結婚式

去る5月14日は、私の二つ年下の弟の結婚式でした。 会場は、マンダリンオリエンタルホテル東京。 スカイツリーが部屋からよく見えました。 あの小さかった弟が、こんなに立派になって、と思うと、涙がとまりませんでした。 披露宴では、「長唄鶴亀」を舞わせていただきました。 二人のますますの活躍と家庭の充足を、陰ながら応援しています。 ご参列の皆さまにも本当にありがとうございました。  

「舞踊劇 水の女」無事に終了しました

「舞踊劇 水の女」が、無事に終了いたしました。 ご出演の皆様、公演の上演を支えてくださった皆様方には、誠にありがとうございました。 今回、道成寺の清姫は、京都は保津川を訪れた、という設定でした。             私のパートの地方(じかた)は、葛野流大鼓の河内孝子さん。素晴らしい謡と大鼓を披露してくださいました。 最後は、原作・脚本・演出・白拍子舞の桜井真樹子さん、地唄舞の花崎社季女さん、仕舞のコラール、長唄三味線の長沼雅子さん、大鼓の河内孝子さんによる、音と舞との競演でした。   素晴らしい共演者の皆様方との出逢いを励みに、より一層芸に精進したいと存じています。ますますのご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

Dance Play “Females of Water”

  今日は、舞台の告知をさせていただきます! 「舞踊劇 水の女」2016年5月3日(祝・火) 京都国際交流会館イベントホール 午後6時半開場 午後7時開演 一般前売 2500円 当日 3000円 水に関連のある、女性たちの物語を、白拍子舞、能の仕舞、地唄舞の三種の舞と音楽、そしてナレーションによって語っていきます。 女性たちの名は、歌舞伎の道成寺で知られる清姫、四谷怪談に登場するお岩さん、そして古事記に語り継がれる大原大刀自。 私は今回、清姫役で出演させていただきます。 風薫る五月の良き日に、どうぞお誘い合わせてご来場くださいませ。 ご予約、お問い合わせは、お問合せページよりお願いいたします。 Today I would like to make an announcement about our coming event, Dance Play “Females of Water,” which is going to be held on May 3 at 7 pm at Kyoto City International Foundation. Three ladies from the Japanese myth appear to water sites of KyotoContinue reading “Dance Play “Females of Water””

Sweet smell of the spring

a weeping plum tree in our mountain hut 長い冬を終えて、梅の花がほころびはじめました。今日ご紹介させていただく曲は、梅を描いた代表的な三味線音楽、端唄「梅にも春」。 「梅にも春」は、今はもう失われた、江戸の古き良き情緒を描き、わたしたちの心に郷愁をかき起こします。 歌詞: 梅にも春の色添えて、若水汲みか車井戸 音もせわしき鳥追いや、朝日に繁き人影を、もしやと思う恋の欲 遠音神楽や数取りの、待つ辻占や鼠鳴き、逢うて嬉しき酒機嫌 濃茶が出来たらあがりゃんせ、ささ持っといで After the long winter, plum blossoms are beginning to open… The piece that I would like to introduce today (of course, related with plum blossoms) is Ume-ni-mo-Haru, or “Spring to a Plum Blossom.” It is one of Hauta, a shorterContinue reading “Sweet smell of the spring”

Crane and Turtle 鶴亀

    日本舞踊には、能からとられた曲が多いのですが、この鶴亀も、その一つです。 時は八世紀、中国は玄宗皇帝の御世です。四季の節会の最初の儀式に、皇帝は月宮殿におでましになり、長寿の象徴である鶴と亀に舞を舞わせられます。そののち、皇帝も自ら舞を舞い、宮殿に還御されます。 おめでたい雰囲気が特徴で、そのため、結婚式など慶事に踊られます。 歌詞 抜粋: それ青陽の春になれば 四季の節会の事始め 不老門にて日月の 光を君の叡覧にて 百官卿相袖を連ぬ その数一億百余人 拝をすすむる 万戸の声    一同に 拝するその音は 天に響きておびただし 千代のためしの数々に 何をひかまし姫小松 齢に比ふ丹頂の 鶴も羽袖をたをやかに 千代をかさねて舞遊ぶ みぎりにしげる呉竹の    みどりの亀の 幾万代も池水に 棲めるも安き君が代を    仰ぎ奏でて鶴と亀 齢を授け奉れば 君も御感の余りにや 舞楽を奏して舞ひたまふ 山河草木国土豊かに   千代万代と舞ひたまへば 官人駕輿丁(かよちょう)御輿を早め 君の齢も長生殿に 君の齢も長生殿に 還御なるこそめでたけれ As Nihon Buyo or Japanese traditional dance developed through Noh drama, there are pieces that came directly from Noh. I would like to introduce Tsurukame, or “Crane and Turtle,” one of the piecesContinue reading “Crane and Turtle 鶴亀”