まだまだ寒さの厳しい京都ですが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
(春の訪れを願って、掛け軸は、「山呼万歳聲」)
さて、三月の邦楽舞踊名流会チャリティー公演の仮プロとチケットが完成いたしましたので、お知らせさせていただきます。
わたしは、夜の部(午後三時開演)に長唄「風流陣」で出演させていただきます。
これは、梅、桃、桜の木の精が、毎年、冬の寒さを耐えてやっと花開かせたころに訪れて花を散らせてしまう風の神をやっつけようと、縄でわなを用意して・・・。
大正五年十月歌舞伎座で行われた柳橋芸者の「柳会」という踊りの会に初めて上演されたもので、戦災のとき日本橋倶楽部の地下室で亡くなった山岸荷葉さんが歌詞を、四代目杵屋勝太郎さんが作曲をされ、初代若柳寿童(わかやぎじゅどう)がその亡くなる前年に振付をした作品です。
わたしも、四人で一つの長唄を、というのは初めてです。踊りも、立ち合いも、見所沢山のこの舞台、ぜひ、多くのお客様に見ていただけましたら光栄です。
チケットご購入は、こちらのページから、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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