第246回 千代尼忌にて

先日の9月8日、昨年度、長唄「加賀の千代」を舞わせていただいた石川県松任(まっとう)の聖興寺に、今年も御参りさせていただいてまいりました。 師匠から教えていただきました大切な作品、これからも舞い、また伝えてゆけるよう、お祈りさせていただきました。お寺の皆様には、今年も本当に暖かく迎えてくださり、ありがたいことでございました。 Yesterday I visited the Shokoji Temple in Ishikawa Prefecture to participate in the 246th anniversary of the death of the poet Chiyo, where I was honored to dance about her life last year. I was so grateful for the cordial welcome of the temple people this year again, and hearing poems and songsContinue reading “第246回 千代尼忌にて”

「芸能衣装の美」無事に終了いたしました。

日曜日、「芸能衣装の美 吉村ゆきその舞の美意識研究会」が無事に終了いたしました。 ご多忙の中、ご来場くださいました皆々様には、本当にありがとうございました。 京都に帰りました翌日、京都は初雪でした。 今回舞わせていただきました「加賀の千代」さん、石川県は松任出身の江戸時代の俳人ですが、素敵な雪の句がいくつかございます。   つめたさは目のそとにありけさの雪 初雪や降りなをしてもなをしても 唯かへる風は尾もなし雪の竹   次回は、4月18日、与謝野晶子さんを描いた作品の映像と舞の実演です。 春の時期にちなんだ、大和楽「晶子ざくら」です。   ご多忙と存じますが、お越しいただけましたら誠に幸いでございます。 どうぞよろしくお願い申し上げます。 Thanks to the support from many people, the lecture and demonstration of dance of the Yoshimura School by my teacher Yukisono and myself Sonoiori was successfully finished. I am grateful for all the people who came to the show. The nextContinue reading “「芸能衣装の美」無事に終了いたしました。”

芸能衣装の美 吉村ゆきその舞の美意識研究会

昨年十二月より、わたしの師にあたる吉村ゆきその先生主催の「芸能衣装の美 吉村ゆきその舞の美意識研究会」が、東京は代々木のSYDホールにて、隔月で開催されております。 今回二月二日(日)は、吉村ゆきその先生による江戸唄「加賀の千代」の映像、俳人加賀の千代の菩提寺である石川県松任聖興寺の中野興真ご住職さまによるお話、元NHKの葛西さまによる舞の解説に加えて、わたしも「加賀の千代」を舞わせていただきます。 昨年九月に聖興寺にて、また十月に国立文楽劇場にて舞わせていただきました「加賀の千代」、今回も舞わせていただく機会をいただき、誠にありがたく感じています。 暦は大寒、寒い最中ではありますが、どうぞお誘いあわせの上、ご来場賜りましたら幸いでございます。    

加賀の千代女さん 俳句

今回、ありがたくも舞を奉納させていただいた加賀の千代女さんは、有名な「朝顔や」の他にも、素晴らしい俳句をたくさん作っておられます。1760年、第十一回目の朝鮮通信使に贈るため、加賀藩の命により千代女さんが書かれた二十一句の俳句より、好きなものをいくつか挙げてみたいと思います。 「福わらや塵さえけさのうつくしさ」 「唐崎の昼は涼しき雫かな」 「百生(ひゃくなり)やつる一筋の心より」 (写真は、金沢は兼六園の成巽閣) The poet Chiyo has made many beautiful poems other than the most famous one of ”Morning glory.” I would like to introduce three haiku from the twenty one haiku that she wrote as a gift to a friendly delegation from Korea in 1760 under the order of Kaga domain government.Continue reading “加賀の千代女さん 俳句”

聖興寺にて、千代女忌が無事に終わりました。

昨日、石川県松任市の聖興寺にて開催されました、俳人千代女の245回忌が無事に終了いたしました。 お寺の皆さま、わたしの師匠にあたる吉村ゆきその先生はじめ、皆々さまのおかげで、無事に舞を奉納させていただけましたことを、心から感謝申し上げます。 舞は、千代女さんの生涯と、最も有名な「朝顔やつるべとられてもらひ水」を表したものです。 The 245 anniversary of the death of the poet Chiyo was performed at Shokoji Temple in Matto City, Ishikawa Prefecture. I would like to express my deep gratitude to the people in the temple, my teacher Yukisono sensei and everyone, for this wonderful opportunity of dedicating a dance for the spirit of Chiyo. The dance depicts her lifeContinue reading “聖興寺にて、千代女忌が無事に終わりました。”

江戸唄「加賀の千代」

今年の9月8日に、石川県は白山市の聖興寺(しょうこうじ)にて催される俳人の加賀の千代女さんの245回忌にて、「加賀の千代」を舞わせていただくことになり、先日、ご挨拶のために現地を訪れさせていただいておりました。 「加賀の千代」は古くから伝わる江戸唄ですが、その一部の振りは、吉村流の古典として昔から残っていたそうです。わたしの師匠である吉村ゆきその先生のために、四世家元の雄輝先生が残りの部分を振り付けられて全曲としたものを、今回舞わせていただきます。 実際にこちらを訪れますと、町を挙げて皆さんが千代女さんを大切にされていらっしゃることがひしひしと伝わってまいりました。 写真は、白山市は松任駅前にあります千代女の里俳句館の正面の千代女像と、もっともよく知られた「朝顔や つるべとられて もらひ水」を様々に表した飾付けなど。 追記:237回忌としていましたが、245回忌の間違いでした。お詫びして、ここに訂正させていただきます。   I will be performing ”Chiyo of Kaga” at the 245th anniversary of the poet Chiyo at Shokoji Temple in Hakusan City, Ishikawa Pre. Edo-uta or song from Edo ”Chiyo of Kaga” is sang and appreciated from the Edo period, and the parts of its choreography is conveyed from oldContinue reading “江戸唄「加賀の千代」”