写真は、三年前、石川県は松任市の聖興寺さんにて、俳人の加賀の千代さんの御供養に、吉村流に伝わる舞を奉納させていただきましたときのものです。裏方を手伝ってくれた、母と夫と。 尊敬するお師匠さんに素晴らしい舞を教えていただき、歴史ある御寺の本堂で舞わせていただいたこと、今でも大切な思い出です。 コロナがまだまだ落ち着かない昨今、日本舞踊家として今後どのように生きていったらよいのかと、思い悩む今日この頃です。 The above photo is from three years ago at Shokoji Temple in Matto City, Ishikawa Prefecture. It was when I dedicated a dance that was handed down in the school of Yoshimura for Chiyo of Kaga, a female poet who lived in the 18th century. The photo is myself, my mother andContinue reading “三年前”


雪降る宮津は日置の海岸にて。 昨年は大変お世話になりました。 今年は、悔いのないように、今まで以上に一日一日を精一杯、努めていきたいと思います。 どうぞ今年もよろしくお願いいたします。 令和四年 元旦 コラール ルドルフ&伊織 (吉村 美輝織) At snowy Hioki Beach in Miyazu. Thank you for your courtesy last year. This year I would like to make each day more fulfilled than ever, so that I will regret nothing. We would appreciate your continued kindness. January 1, 2022 Rudolph and Iori Kolar (Mikiori Yoshimura)

宮津は雪に覆われた年末年始となりました。コロナにより、様々な会が中止、延期となりました昨年に比べて、ようやく、少しずつ再開されたように思われた今年でした。世間様には何と優雅なと言われることもあります日本舞踊の世界ですが、重い衣装を着て舞台で華やかにあるために、膝の痛み、腰の痛み、腿の筋肉痛など、人に言われぬ苦労もございます。一瞬先は闇ということを思い知る世情であったように思いますが、これからもどうなるかわかりません。一つ一つの舞台を、神様からいただいたものと思い、心を込めて務めさせていただきたいと思います。今年お世話になりました皆さまには、本当にありがとうございました。来年も、何卒宜しくお願い申し上げます。 令和三年十二月二十八日 吉村美輝織 It has become the snow-covered year-end in Miyazu. Compared with last year when various performances were cancelled or postponed, I saw more theatres restarted this year. People sometimes say how “graceful” we Japanese classical dancers are. Honestly, we also have “human” sufferings such as knee pain, hip joint pain, and thigh muscle pain,Continue reading “雪”


地唄「流しの枝」のお稽古を始めました。 行き暮れて木の下影を宿とせば空に知られぬ雪ぞ散る 花の枕に吹雪のしとねにくや嵐のあてことを聞いて流しの花の枝 ほんに男の気ばかり汲んで一夜まる寝の添い臥しに言わぬが言うにいや勝る花や今宵の主ならまし Hauta “Branches on the Flow” “Overtaken by darkness, I slept underneath the tree, then I realized that it was snowing. With a pillow of flower petals and a bedding of snow, now a storm is setting on as if it is mocking me, which I let it pass with flowery branches.Continue reading “「流しの枝」”


今年は引っ越しなどでバタバタしており、ここ数年、毎年舞を奉納させていただいている北野天満宮にて、奉納させていただくことができませんでした。ただ、師範試験に合格させていただいたことだけは報告させていただこうと、先日、ドイツより京都にいらしている、現在舞のお稽古をしてくださっている生徒さんと、御本殿にて御祈祷をお願いさせていただきました。 As my schedule was hectic because of our move etc., I could not dedicate dances at the Kitano Tenmangu Shrine where I have been dedicating dances for the past several years. Still I wanted to show my gratiude in passing the exam for the Master Teacher, I visited the shrine to offer an officialContinue reading “北野天満宮にて御祈願させていただきました❣”


先日無事に開催されました吉村会の後、母と、奈良の吉野にお詣りさせていただいていました。 吉野といえば、義経と静御前の悲恋の地としても有名ですよね。 五月に引っ越ししました丹後地方は、静御前の生まれ故郷とも言われています。 After the annual performance by the school of Yoshimura, I visited Mt. Yoshino in Nara with my mother. Yoshino is known to be the site of the famous love story of Yoshitsune Minamoto and Shizuka Gozen. The Tango area that I recently moved to is also known to be Shizuka’s hometown. この十一月六日に、静御前の生家にも近い、京丹後は竹野神社にて、舞の奉納をさせていただくこととなりました。関東より、大先輩の舞手さんお二人も、ご参加くださいます。Continue reading “吉野詣で”

亀居山 大乗寺

週末は母が来ていました。 わたしが子どものころよく連れてきてくれていた宮津に、まさかわたしたちが引っ越すとは思っていなかったと思います。 せっかくなので、ここから車で1時間半ほど西の兵庫県香美町に位置する、円山応挙一門の襖絵で有名な大乗寺に。 応挙が若い頃、京都で苦学をしていたとき、才能を見込んで当時大乗寺の住職であった密蔵上人が銀三貫目を与え、それをもとに江戸で学び名を成した応挙は、後になって、恩返しに、息子や弟子たちを連れて大乗寺に戻り、13余りの部屋の襖絵を描いたそうです。 My mother was visiting us the last weekend. She would not imagine that we are moving to Miyazu where she took me every summer when I was a child. We drove about 1 hour and half west to Daijoji Temple, where paintings of Okyo Maruyama is known. When Okyo was youngContinue reading “亀居山 大乗寺”


ここ宮津に引っ越しをして、一カ月半が経ちました。 荷物の山と格闘するのもようやく落ち着き、そろそろお稽古を再開させていただこうと思っています。 ウェブサイト更新させていただきました。 お時間ありましたらご確認いただけたら嬉しいです。 It has been a month and a half since we moved to Miyazu, in the Tango peninsula in northern Kyoto prefecture. As we are almost settled, we are restarting to offer lessons. The website is updated. Thank you for checking it! 上は今日のお庭です。 蝶や毛虫と闘いながら、それでも育ってくれるお野菜を日々味わわせていただける幸せを満喫しています。 The above photo is from today’s garden. WeContinue reading “お稽古を再開させていただきます。”

丹後の桜 Cherry Blossom in Tango

石座神社さんでの奉納が無事に終わり、ほっとしておりました。 上は、丹後半島は竹野神社の鳥居にて。九代開化天皇のお妃となった竹野媛が晩年帰郷された際に、「天照皇大神」を祀って創建されたそうです。 子どものころ、毎年、夏を過ごしていた同じ丹後半島は天の橋立の別荘を、今、少しずつ修復し、こちらに五月末のお引っ越しを予定しています。 五月一日には、東京の国立大劇場にて、五世家元雄輝夫先生の二十三回忌追善の吉村会がございます。 地唄「茶音頭」を舞わせていただく予定です。 無事に務められますよう、御祈願させていただいてまいりました。 The above is at Takano Shrine in Tango, the northern Kyoto. It is said that the consort of the 9th Emperor Princess Takano built it to enshrine Amaterasu, after she went back to her hometown in her late years. I am renovating an old cabin in Miyazu city, inContinue reading “丹後の桜 Cherry Blossom in Tango”


コロナウイルスのため、しばらくの間、お稽古をお休みさせていただいております。ブログも、少し間が空いてしまいました。 そんな状況ではありますが、例年通り、石座神社(せきざじんじゃ/いわくらじんじゃ)にて、3月20日、春の奉納をさせていただこうと思っております。 お稽古をお休みさせていただいておりますため、わたし吉村その伊織一人での奉納です。 「地唄 黒髪」は舞を、「地唄 桐の雨」は、お三味線と唄の弾き歌いです。 石座神社奉賛会の皆さま、また岩倉の皆さまにはまたお世話になります。詳細は、また記載させていただきます。 何卒宜しくお願い申し上げます。 下は、先日、旦那さんのお誕生日を比叡山でお祝いさせていただいたときの写真です。なんと今年74歳になりました😊 Due to the pandemic, sorry to say but all my classes are put off for a while. I haven’t written a blog for a while either. In spite of this, I am to dedicate dance and music at Sekiza or Iwakura Shrine this spring as usual on MarchContinue reading “お誕生日と、石座神社奉納のこと”