「自然の声を聴く@上野ワークショップ」終了しました

七月二日(土)、ハーブセラピストでライヤー奏者のじょな魔女さんとのコラボ、「自然の声を聴く@上野」ワークショップが無事に終わりました。

じょなさんとのコラボは二回目、前回は貴船、今回は上野公園を歩く、というのがテーマでした。

上野公園は、私のたっての希望で、実現していただいたのでした。

それは、なんというか、ここを(霊的に)きれいにしてほしい、というわがままな思いでした(笑)。

北の丸公園、そして貴船での、じょなさんの「自然の声を聴くワークショップ」を体験させていただいて、東京にいるときはよく行く上野公園、なんだか、ここは、人の愛を必要としているんじゃないかと、

じょな魔女さんのおっしゃる、繊細な感覚で、体感で、植物と触れ合うことを、ここ上野の樹々とともに行えたらと、そう思い続け、それをじょなさんが実現してくださったのが、今回のワークショップでした。

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一番人気は、弁天堂近くの柳さんだったとか。

自然の声ワークショップ2

柳の木は、ワークショップ後半の日本舞踊体験にも関わりの深い木でもあります。

日本舞踊の流派は数多いのですが、中でも古くからあるのが、花柳、若柳などの流派で、私自身は若柳流から分かれて生まれた、「正派若柳流」の名取です。

京都の鴨川は、美しい柳が立ち並びます。

柳、という木の与える印象が、日本舞踊においてはよしとされたのでしょうか。

後半は、日本舞踊の成り立ちとその特徴を紹介しつつ、ただ歩くこと、一歩一歩足を動かし、そしてその体感をただ気づく、ということを参加者の皆さまにも体験していただきました。

そして、「京の四季」を舞わせていただきました。

自然の声ワークショップ (2)

ワークショップ参加者の方から、ご感想をいただきました。

「日本舞踊は見るのも初めてでしたが、こんなに宇宙と繋がっている芸とは知らず、伊織さんのお話には感動の連続で涙が出るほど。
身体で表現するなんて、したこともなく、恥ずかしかったですが、実際少しやってみたら私は蓋をしてきた感情をもっと表現したかったのでは…と少し気付きました。」

じょなさんとのコラボは、嬉しいことに、まだまだ続きそうです。

ご参加くださいました皆さま、そしてもちろんじょなさん、本当にありがとうございました!

 

 

 

Published by 吉村美輝織 Mikiori Yoshimura

上方舞吉村流の師範。京都府は丹後半島の宮津市、および京都市内の町家に稽古場を構える。 Mikiori Yoshimura (Iori Kolar) is a Master Teacher of the Yoshimura School of Japanese Dance.

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